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ビッグモーターはなぜ潰れない?高額査定の実績&非上場に秘密があった!

ビッグモーターの画像

7月8日にフライデーによって、保険金水増し請求が報道されたビッグモーター。

ビッグモーターの不正行為は2016年により既に浮き彫りになっており、長年知恵袋やネットの掲示板などで、その被害内容が共有され炎上してきました。

しかし、ここ数年のビッグモーターの売上は超絶右肩上がり。

現在ネットでは、炎上のわりに業績が悪化しないビッグモーターに対して、「なぜ潰れないの?」といった疑問の声があがっています。

調べてみたところ、

ビッグモーターが潰れない理由には、高額査定の実績」「売上を保ち続ける組織作り」など全部で5つの要因があったことがわかりました。

3分でわかること
・ビッグモーターが潰れない6つの理由
・何がおきた場合ビッグモーターは潰れるのか

それでは紹介していきます。

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目次

【理由5つ】ビッグモーターはなぜ潰れない?

連日立て続けに、炎上しているビッグモーター。

7月19日には、報道ステーションが、当時工場長だった人物から不正行為を認める発言があった告発内容を報道したことで、ビッグモーターへの批判に拍車をかけています。

立て続けにおこる不祥事判明で、普通なら経営難になってもおかしくないと考える人も多いでしょう。

しかし、多くのメディアで、「ビッグモーターが潰れる可能性は非常に少ない」といった見方がされています。

その理由は一体なぜなのか?

ビッグモーターへの口コミメディアの取材&報道元ビッグモーター工場長の話しを元に調べてみたところ、理由は大きく5つあることがわかりました。

・高額査定の確かな実績
・ストイックな目標設定を達成させる組織作り
・需要の高いビジネスモデル
・非上場による炎上ダメージの軽減
・社内での不正発覚は実はめっちゃ少ない

それぞれ解説していきます。

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中古車販売の評判は悪いが高額査定の実績はある

ビッグモーターの画像

潰れない理由の1つ目が高額査定の実績です。

車の修理から購入、販売まで、手広く対応しているビッグモーターですが、

中古車に精通している人たちは、口々に

「ビッグモーターは買取専門店だ」

という風に評価しています。

彼らはビッグモーターの手法を、

・実際に他社よりも高額に査定してくれる
・他者との差額の埋め合わせが「修理」や「中古車購入」をした客にくる

という風に考えているんです。

ビッグモーター知恵袋の画像
ビッグモーター知恵袋の画像

たしかに、
連日話題になっているビッグモーターの不祥事内容を見ると、
その全てが

車を修理に出した際
中古車を購入した際

に起きていたことが確認できました。

・保険金の目標値をかけて店長たちが争う
・ドライバー&ドルフボールで保険金水増し
・意図的なタイヤパンクや取り付け機材の価格偽り疑惑
・TikTokに流出したタイヤに穴をあける動画
・修理の際に意図的なパンクや部品を折るなどしてたことが元工場長によって暴露
・内装が汚れていて走行距離1万キロを超える車を「新古車」として販売していた

ビッグモーターの不祥事についてはこちらの記事で紹介しています。
ビッグモーターの不祥事一覧!被害者コメントの全貌が闇すぎるw

高音買取による評価を爆上げが良い口コミ、評判となり、一定のユーザーを確保しているのではないでしょうか。

評価はどうあれ、自分の理想の車種があることも中古車を購入する客にとっては非常にありがたい要素の1つです。

こう考えると、買取査定が高額であり、多くの客がビッグモーターに売りにくることも、ビッグモーターの中古車販売に需要がでる要因に繋がっていそうです。

ともあれ、ビッグモーターの「高額買取」という武器がある限り、今後も会社に大きな需要が見込めると考えられるんです。

ストイックな目標数値を達成させる組織作りができている

ビッグモーターが潰れない2つ目の理由が、ストイックな目標とそれを達成できる組織作りです。

2016年の産経新聞の報道には、

ビッグモーターの各店長たちが、目標数値に現金をかけながら、売上を競いあっていたという行為があったことが確認されています。

中古車販売大手のビッグモーター社内で、自動車保険の契約について月間目標額が定められ、目標を下回った販売店の店長が、上回った店長に現金を支払う慣行があることが同社への取材で分かった。

引用元:産経新聞

また、7月19日には、報道ステーションが元ビッグモーターの工場長や整備士の社員からの内部事情をスクープし、

・エリア長から目標数値に達成していなかった時の工場長への見せしめメッセージ
・フロントライトなどを曲げるなどの修理費の不正水増し

などが行われていたことが判明↓

工場長は当時について、

どうやって騙すかを考えていた。
精神的にきつい時もあったけど、売上が報酬に反映することがモチベになっていた

と語っていました。

ビッグモーター間で、売上を出すための不正行為が常態化し、悪い形で黒字店舗を増やす組織作りが出来上がってしまったというのが、ビッグモーターが今も拡大を続けられる要因の1つになっていると考えられているんです。

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【LINE内容】ビッグモーター不正はなぜバレた?流出リーク元は確執があった工場長?

需要の高いビジネスモデルだから

潰れない理由の3つ目が、シンプルにビッグモーターに需要があるからです。

ビッグモーターは、「車の買取」「中古車の販売」「修理」など、車の購入からメンテナンスまで手広く車販売市場に参入しています。

シンプルに考えて、車に需要があるある限り、これらの事業にも需要はありますよね。

ビッグモーターに至っては、知名度、テレビなどの広告で、世間に染み渡っていますし、

・高値買取
・選べるほどある中古車の多様性

などは、客にとっては、ビッグモーターを選ぶ大きなアドバンテージになっていると思います。

ビッグモーターの画像

2023年の東洋新聞の調べによると、ここ5年間のビッグモーターの売上高は3倍増という超右肩上がり。

2017年度が1738億円で直近では5200億円。わずか5年で、3倍近い急成長を遂げているのだ。

引用元:東洋新聞

そもそも、「大企業の中古車販売会社」という時点で、多少の炎上などでは、潰れたり経営不信に陥ったりはしない盤石な体制が完成しているんです。

非上場企業だから不祥事が起きてもダメージが少ない

4つ目の理由が、非上場ゆえ不祥事が起きてもダメージが少ないというものです。

ビッグモーターは全国に300近い店舗を構える大企業ですが、上場はしていません。

そのため、不祥事が起きても、それらの因果関係や真相に関する、会見や釈明の必要性がないんです。(上場企業であれば株主総会などで説明を求められる)

実際に2016年時点で、既にメディアが不祥事について報じているにも関わらず、今日まで売上を伸ばし続けていますしね。

長年非上場であることや、これまでも不祥事のたびに完全沈黙という姿勢を見せてきたことから考えると、今回も不正があったことをビッグモーター社が全面的に認めることはまずないのではないでしょうか。

ビッグモーター社が自ら認めない限り、ネットで騒がれている今の不祥事も一時的な打撃になるだけで、会社が潰れるほどのダメージにはとても至らないと思います。

ビッグモーターが上場しない理由についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ビッグモーターの上場廃止理由!不正隠蔽やテレビ報道しない狙いがあった!?

そもそも不正があまりバレていない

ビッグモーターが潰れない5つ目の理由が、そもそも不正がバレていないというものです。

7月19日、報道ステーションのインタビューに応じたビッグモーターの元工場長。

これまで、関東エリアの工場長として8年間に渡り、不正行為に関わったと告白し、その不正の全てが「バレなかった」と語っています。

8年間やって”疑われた”のが1件

ビッグモーター工場長の画像

「高値買取のしわ寄せが中古車購入や修理を頼む客にくる」といっても、その客のほとんどがビッグモーターの対応に特に違和感を覚えなかったことで、

一部界隈で騒がれる批判コメントは、「ヘイト大手企業」みたいな人たちが過剰に反応しているだけ、と認識されていた可能性は高そうです。

ただ、これについては、2023年7月時点で、NHKや報道ステーションなどのテレビメディア、並びに連日週刊誌などで、不正が指摘されているので、これまでのような不正は摘発されるかもですね

【考察】ビッグモーターが潰れるとしたどんな場合がある?

ここまで、ビッグモーターが潰れない理由について解説していきました。

さて、そんなビッグモーターが潰れるとしたらどんな場合が考えられるでしょうか?

結論から言うと、それは「メディア報道と内部告発がこのまま続いた場合」だと思います。

2023年に新店舗を3つオープンさせるなどして、表向きで事業拡大をアピールするビッグモーターですが、

実際の会社売上はここ数ヶ月で、大幅にダウンしていると報告が、ビッグモーター関係者から報告されていると言われています。

「かなりギリギリな数字です」証言
数日前、筆者宛に関係者を名乗る人から届いたメッセージには衝撃的な数字が記されていた。
ビッグモーターの画像

引用元:AUTOCAR

2023年9月に過去最高売上の44億を達成した直後、10月〜12月にかけて売上がダウン。4月からに至っては売上が7億にまで急速にダウンしているのがわかります。

関係者は一連の売上ダウンの原因を以下のように語っていると言われています。

・不正が明らかになった分に関しては損保各社に返還を始めていて、その影響が11月12月の大幅減益みられる

・4月の急速減益については、指定工場の事業停止や重い行政処分が下されたのが原因だとみられる

・NHKや新聞などで大きく報道されたのもイメージダウンにつながっている

・週刊誌で大きく報道されているのも関係しているかもしれません。

引用元:AUTOCAR

このまま、多くの週刊誌で不祥事報道が続けば、イメージダウンは言わずもがな、

最近では、内部告発によって、不正行為が発覚しているので、他の工場でも行政処分のような処置がとられる可能性も考えられます。

ビッグモーターにとっては今世紀最大の山場と言えるでしょう。

今後の成り行きに注目です。

それでは今回はこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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