保険金水増し請求や修理不正疑惑で連日炎上しいてるビッグモーター。
世間の批判に対して、ビッグモーター社は未だなんの声明もなく、情報メディアでもあまり題材的に取り上げれていない状況が続いています。
批判コメントが寄せられる中、現在ネットでは、ビッグモーターが上場しない理由について多くの考察が飛び交っています。
3分でわかること
・ビッグモーターが絶対上場しない理由3つ
・ビッグモーターの不祥事がテレビやマスコミで報道されない理由
・ビッグモーター社長は長年、報道メディアの取材を受けてこなかった件について
・ビッグモーターがこのまま黙秘を続けた場合どんな決着があるのか
それでは紹介していきます!
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ビッグモーターが上場廃止する3つの理由!
まずは、ビッグモーターが上場しない理由について紹介していきます。
不祥事の報道があってから皆さんも報道内容で目にしたと思いますが、ビッグモーターは上場企業ではありません。
全国に数百の店舗を構え、ここ数年でさらに売上を伸ばしているビッグモーターが上場しないのはなぜなのか?
この理由についてはこれまで、複数の週刊誌などでも取り上げられ、ネットでも中年層の会社員勤めの男性らからいろんな考察が寄せられてきました。
今回は、そんなコメントの中でも、情報メディアの記者が取り上げたものやTwitterで多くつぶやかれていたものについて紹介していきます。
ビッグモーターが上場しない理由について、上記の情報を元にまとめると、理由は主に以下の3つです。
それぞれ見ていきましょう。
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世間の炎上に対して「完全黙秘」という手段がとれる
終日Twitterで炎上しているビッグモーターですが、フライデーの報道があってから10日近くたった7月18日時点でも、今回の炎上経緯に関する声明はあがっていません。
非上場企業には、上場企業にあるような、「決算会計」「株主総会」「事業戦略説明会」などといった、公に出らざるおえない場面がまずありません。
そのため、今回のような不祥事が起きても、株主から説明会見を追求されるような事態にならないんです。
実際に、ビッグモーターの現在の対応(黙秘)が功をないしている要因を「非上場企業だから」と報道している週刊誌は多くあります。
なぜビッグモーターの「完全黙殺」はうまく機能しているのか。その理由のひとつが、ビッグモーターが「上場企業ではない」ことだ。
引用元:東洋経済
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会見する必要がないから不正隠蔽が可能
理由の1つ目で紹介した「完全黙秘」にも関連してきますが、
非上場であれば株主から説明責任を求められたり、総会や決算で不祥事が公になることがありません。
つまり、売上減少などに不祥事が関わっていたとしても、釈明会見や謝罪会見の必要がないので、それらが表沙汰になることはないんです。
せいぜい、ネット上で一時期騒がれたくらい。
今のところTwitterでは日に日に炎上の火は大きくなりつつありますが、事実として認められなければ、それらもいずれ単なる噂として年内には忘れ去られていることでしょう。
実際に、これまでビッグモーターには数年おきに不祥事が報じられてきましたが、売上は右肩あがり、2017年から2023年にかけて、売上は5倍にも伸びていると言われています。
「完全黙秘」は非上場が得られるメリットとして非常に効果的であることがわかります。
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詳細情報が世に出づらいからテレビやマスコミでの報道抑制になる
完全黙秘という対応をとれば、当然、情報メディアもビッグモーターの不祥事に関して詳しい報道はできません。
適当なこと書けば訴えられますからね。
非上場であれば、会見などの必要がなく、不祥事に関する隠蔽も可能。
その結果、メディアは、ことの経緯に関する詳細内容がわからず、そもそも報道ができないという流れができるわけなんです。
大手新聞会社の内容も、「文春によると〜」とか「フライデーによると〜」みたいな出だしであることを考えると、
ある程度事実にのとった内容であるべき、というのが報道原則としてあるのでしょうね。
ビッグモーターが、表向きで完全黙秘を貫いている以上、一部デマまがいな情報を流布する週刊誌が適当なことを報じても、事実として広がらない可能性が高いですし、
情報元が示せてない時点で報道してもコスパが悪いですよね。テレビでの報道となれば尚更です。
以上3つの恩恵に与れるという理由から、ビッグモーターは長く、非上場という立場にいるのだと考えられているんです。
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ビッグモーター子会社「ハナテン」の上場廃止をした理由考察。
そういえば、過去にビッグモーターの子会社として吸収されたハナテンという会社。
元は上場企業だったんですが、その後、ビッグモーターによって上場を廃止させられているんですよ!
上場廃止を決定し、整理銘柄に指定することにしましたので、お知らせします。
引用元:JPX
子会社が上場企業の場合、親会社なども決算などに関して、開示請求の対象になるといったルールがあり、
もしかして、ビッグモーターがハナテンの上場を廃止したのも、上場企業にある開示請求や説明責任から回避するという狙いがあってのことだったのでしょうか。
未上場の親会社等を有する企業の上場
未上場の親会社等を有する場合は、当該親会社等の事業年度若しくは中間会計期間または連結会計年度若しくは中間連結会計期間にかかる直前の決算の内容を開示する必要がでてきます。
上場していないため決算を外部に見られたことのなかった親会社等も、子会社の上場に伴い開示の対象となってしまうことにご留意ください。
引用元:Rusty
上場廃止以外にビッグモーターの不祥事がテレビで報道されない理由。
ビッグモーターの炎上に伴って、テレビで今回の不祥事が報道されないことについて、ネットで批判の声が上がっています。
ビッグモーターのことがてテレビで報道されていない理由については、非上場以外に2つの可能性が考えられます!
報道機関はスポンサーであるビッグモーターに忖度している
非上場といえども、年間で数千億単位の売上を出している大企業です。
テレビ局によっては、大事な広告柱としてビッグモーターと共存共栄を保っている所があってもおかしくありません。
7月18日には、とうとうNHKがビッグモーターに対して「悪質な行為があった」と報道。
NHKほどの大手メディアであれば、スポンサー会社は盤石なので、世間受けと差し引いて、ビッグモーターに忖度の必要がないと判断したんでしょうか。
「東洋新聞」によると、実際に、大手メディアが広告主に対して、過度に忖度するといった関係は、築かないという事例は結構あるみたいです。
テレビの報道現場は世間の想像以上に、スポンサーのことを気にしていないのだ。
引用元:東洋新聞
具体例を挙げると、テレビ東京の「ガイアの夜明け」はレオパレスの違法建築問題を4回にわたって放送した。
当時、レオパレスは藤原紀香氏、広瀬すず氏といった有名芸能人を起用したテレビCMを出稿していたにもかかわらず、だ。
スポンサーの忖度する態度をみせないテレビ局こそ、長期的に生きていく生存戦略として共通認識されているみたいです。
事実確認ができていない
非上場ゆえ、「完全黙秘」という手段が張られいることもあり、事実確認ができず報道ができていないということも考えられます。
NHK以外にもビッグモーターに忖度する必要のない大手テレビ会社はいくらでも上げられます。
そのテレビ会社が、世間体を気にしていることは間違いありません。
視聴者との信頼関係で成り立っているわけですからね。
ただ、報道するにはやはりある程度の事実確認は必要になってくるわけで、
ソースが曖昧な状態でテレビ報道することもまた、信頼を失う事態になることを危惧しているのでしょう。
事実確認がとられ、本格的に報道がされ始めたら、場合によっては経営に大きな影響を及ぼす可能性が示唆されています。
今後のテレビ報道局の動きに注目が集まっています。
ビッグモーターがこのまま完全黙秘を続けたら決着はどうなる?
現時点で完全黙秘を貫いているビッグモーター。
現状、会社としてはいい形でその戦略が刺さっているわけなんですが、Twitterでは炎上に拍車がかかるばかり。
NHKでも報道がされはじめ、外堀が埋められつつあるようにも思えます。
週刊誌によると、一連の騒動は決着は2通りの可能性があると考えられています。
1つ目は、このまま、完全黙秘を続け鎮火するケース。
話題になっているとはいったものの、釈明がない以上、いくら騒いだって暖簾に腕押し状態。
いずれ報道される目新しい話題とともに、忘れ去られるパターンが考えられます。
2つ目は、内部告発により、複数のメディアで題材的に取り上げられるケース。
こうなると、裏取りができたという事実から、これまで明るみにならなかった情報まで拡散される事態が考えられます。
世間の反響によっては、国も絡んで業界健全化に前向きな意向を示すかもしれないといった見方もされています。
ということで、今回はビッグモーターと報道局との繋がりなどから、上場しない理由について紹介していきました!