連日炎上しているビッグモーターの保険金水増し請求問題。
現在ネットでは、内部告発やTwitterの拡散などが相次ぎ、過去の不祥事の数々がめくれています。
今回はそんなビッグモーターについて、これまでにどんな不祥事があったのか一覧でまとめ紹介していきます!
Twitterや知恵袋にあがる実際に被害者(自称)コメントについてもまとめました。
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ビッグモーターの不祥事一覧!
ビッグモーターの不祥事をまとめると以下のようになります!
最初に不祥事が発覚したのは2016年。
そこから2022年にかけてなんどが水増し問題が露呈しかけたものの、上場企業でないこともあり、会見などはこれまで開かれることはありませんでした。
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そのため、疑惑が表沙汰になることはなかったんですが、
2023年になり、週刊誌フライデーが報じた水増し問題や、Twitterなどで、ドライバーを使ってタイヤに穴を開ける動画が拡散したことで再び炎上する形で注目を浴びているんです。
そんなビッグモーターのこれまでの不祥事を2016年から時系列で紹介していきます。
2016年:自動車保険金の目標数値をかけて店長同士が金をかける。
2016年に産経新聞によって報じられたビッグモーターの自動車保険金もめぐる問題。
中古車販売大手のビッグモーター社内で、自動車保険の契約について月間目標額が定められ、目標を下回った販売店の店長が、上回った店長に現金を支払う慣行があることが同社への取材で分かった。
引用元:産経新聞
関係者への取材のよると、こういった体制は5年ほど前から続いており、毎月のように支払いが続く店舗もあったと言われています。
2016年時点で5年で続いているとなると、かなり長くからある慣習みたなものとして染み付いていたのかもしれません。
ただ、ビッグモーターの売上右肩あがりと店舗拡大ぶりを見ると、こういった体制が会社を反映させていた要因になったとも考えてしまいます(擁護しているわけではない)
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2017年:保険選手権大会の実施が露呈
2017年、同じく産経新聞が報じたもので、
社内メールに
引用元:Wikipedia
「罰金を払うということは、店長としての仕事をしてないということだ!」
「罰金を払い続けて、店長として恥ずかしくないか!」
との記載
当時、ビッグモーター従業員の設定されていた目標数値内容は以下の通り。
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2022年:意図的な水増し請求疑惑浮上
2022年に東洋新聞によって報じられた「ビッグモーターの意図的な保険金水増し疑惑」
中古車販売大手ビッグモーターによる保険金水増し請求問題をめぐって、組織的かつ意図的な不正行為の疑いが強まり、経営陣への責任追及が避けられなくなってきた。
引用元:東洋新聞
2022年になることには、ネットの掲示板やTwitterなどで、ビッグモーターの保険金水増し疑惑が至るところで噂され、
査定に至るまでにビッグモーター側に不正行為があったのではないかといった疑惑が浮上していました。
当時、ビッグモーターはこの疑惑に対して、
・工場と見積り作成部署との連携不足や、作業員のミスなどにより一部で誤った保険金請求が行われている
・意図的なものでないことを確認している
として、意図的な水増し請求の疑惑を否定しました。
2023年:ドライバー&ゴルフボールで損傷&保険金水増し
2023年からは本格的に、不祥事が明るみになり始めます。
7月に報道された内容には、客から修理を請け負った車に、
と、故意に保険金を水増し請求するような行為を行っていたことが判明します。
中古車販売店経営者である自動車ライターの桑野将二郎は、ビッグモーターの一連の不祥事について以下のように語っています。
会社の売上のためとはいえ、車を故意に破壊された挙句、金まで取られるのは御免蒙りたい。
自分の車と想像すると発狂案件ですわ。
2023年に判明したビッグモーターの不祥事について、他にどんなものがあったのか、どんどん見ていきましょう。
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意図的なタイヤパンクや取り付け価格の偽り
2023年5月に週刊誌フライデーよって報道された不祥事。
報道内容は以下の通り。
この報道を機に、ビッグモーター含め、多くの中古車販売会社が炎上に巻き込まれる事態になりました。
自動車ライター「桑野将二郎」が話すように、中古車会社が、実際に割増で請求をしてくることは、めずらしくない話ではあるようですが、
ビッグモーターの報道については、同業会社も動揺するレベルのものだったと言われています。
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不祥事対する声明をめっちゃはぐらかす
度重なる炎上に痺れを切らしたのか、2023年7月、ついにビッグモーターが一連の炎上に関して声明を発表。
「お知らせ」は極めてあっさりしたものだった。字数にすると、本文は400字にも満たない。 肝心の中身も、「関係者の皆さまにはご迷惑とご心配をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます」といった内容にとどまっている。
引用元:東洋新聞
報告内容は以下の通り。
水増し請求などの不祥事に関しては、具体的な記載はされていなかったといいます。
社員の4人1人が不正行為に関与
フライデーがビッグモーターの不祥事を報道してから1週間経った7月15日には、
テレビ局「テレ朝News」が、新たにビッグモーターの問題について、
といった内容を報道。
具体的に不祥事に関わった人数についても添えて記載がありました。
第三者委員会が修理を担当する従業員382人に聞いたところ、104人が「不正な作業に関与した」、68人が「不正な作業への関与を見聞きしたことがある」と答えていたことが新たに分かりました。
引用元:テレ朝News
水増し請求手法のマニュアル化が事実なのであれば、売上目標達成のためのスタンダードな方法みたいな形で社内で広がっていたと考える人もいます。
1台ノルマ14万問題
同年7月17日には、新たにビッグモーターが、車1台あたりに修理収益14万円というノルマを課していたことが発覚します。
事故車両の修理による収益として工場に1台当たり14万円前後のノルマを課していたことが17日、分かった。
引用元:KYODO
以下、弁護士の報告書に記載されていたという内容です。
TikTokに不祥事動画流出
週刊誌以外にも、ビッグモーターの不祥事が報告されています。
2023年4月にTwitterに投稿されたこちらのツイート↓
投稿はTikTokからの引用で、
ドライバーを使ってタイヤに穴を開ける様子や、
確信犯と思われるようなやり取りの画像が添えられていました。
現在この動画は削除されており、事実関係は不明ですが、これまで幾度もメディアで不祥事が報じられてきたもともあり、
ビッグモーターへの批判に拍車をかける事態になっています。
元工場長が不正内容を暴露
7月19日、「報道ステーション」で、
ビッグモーター関東エリアで過去に店長を務めていた人が、不祥事を認める告発をしました。
・何万人っていうお客様を裏切る行為をしてしまっている
・どう騙してやろいうっていうのが大きかった
・疑われてきたもの1回だけ、8年くらい
・丁寧に接客するなどして不正がわからないようにしていた
・サイドペーパーでブロック塀の傷跡のようなものをつけていた
・ゴルフボールで雹害などのような損傷をつけていた
・ヘッドライトの付け根をハンマーで叩いておって、ヘッドライト交換にする
・達成しないといけないというプレッシャーは強かった。
元整備士社員の告発
報道ステーションでは店長の他に、当時整備士だった元社員についても取材。
取材の途中、当時ビッグモーター内でされていたやり取りが画像の一部が公開されまいした。
エリア長と各店長との売上をめぐるやり取り。
「@」というのは隠語のことで、ビッグモーター内では「工賃や粗利」のことを指します。
エリア長からかなり過激な言葉で喝を入れられているのがわかります。
下請け業者に車検の強要
不祥事があったのはビッグモーター社内だけではなく、下請け業者にまで及んだといいます。
ビッグモーターの下請け業者(洗浄業者)に携わっていた男性は、取材で、
「従業員の個人情報を提出するよう言われたり、車検をビッグモーターに提出するよう求められた」
と答えていたといいます。
時には、「車検をうちに出せ!!」と圧を与えるような口調で強要されたこともあったみたいです…
怖すぎ
NHKの報道では、
といった行為を下請け業者に対して行われていたといった報道がされています。
(引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230720/k10014136611000.html)
メディア批判ラインで社内喚起
7月20日には、産経新聞にて、
ビッグモーター社長が各店長たちにLINEで、メディアの報道を批判するメッセージを送っていたことが判明しました。
その内容がこちら↓
相次ぐ炎上は、メディアによる意図的な報道が原因にあるとした内容。
このLINE画像がまさかの流出。
後日、広報担当者経由で、
「前半部分に不適切な内容が含まれていることについて猛省しております」
と、LINE内容を巡り謝罪コメントを残す事態になりました。
不健全なノルマ設定と罰則
7月21日には、新たに日テレNEWSで、内部告白内容が報道。
現役店長らによって、ビッグモーター社からやばすぎるノルマが課せられていたことが判明します。
現役店長たちの告発内容
・役員の出迎えや挨拶ができない時点で降格。店が整理整頓できてない時点で降格、チラシを商談席に置いていなかっただけで降格。
・3ヶ月連続で前年比を割ると一発降格。数字が全て。一発降格は日常茶飯事だった。
・ノルマは部門に関わらずあった。車の販売台数や買取台数。車検の台数など。そこを達成できないと降格人事になる
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a0f28218a0a6f19bfc3daf8a6034f442f242e06d
現在、店長らは役員含め、根っこからの改革がないかぎり信頼回復は望めないといった見方がされています。
見せしめのような人事異動
店長、工場長に続いて、今度はビッグモーターの元幹部に務めたいた人物からも内部事情を暴露がされました。
ビッグモーター元幹部で、現在、中古車販売を経営する中野優作は、当時勤めたいた時代の内部事情について、
見せしめにみえるような人事異動が頻繁にあったみたいで。
ちょっとしたごまかしが嘘になり、誰も止まれなくなって進んだんじゃないかな
という風に語っています。
店長の座をかけて、毎月のように売上ノルマが課せられるビッグモーター。
そんな無理な目標値が、現場に不正行為をやらざるおえないという圧を与えていたのかもしれませんと話しています。
除草剤による店舗前の植物駆除
ビッグモーターの店舗前の草を除草剤で駆除したというのも炎上ネタとして話題になっています。
7月24日にTwitterで拡散した「ビッグモーター除草剤使用説」
周りの街路樹に比べて、ビッグモーターの店舗付近だけ不自然なほど草木が少ないことが指摘されました。
除草剤の使用についてビッグモーター側は詳細を明らかにしなかったものの、
元社員らの内部告発によって、これらの使用が「社内で行われている環境整備点検で指摘されないため」だという証言が取られました。
Twitterでは現在も草木が枯れた店舗が次々と挙げられ、ビッグモーターに説明責任を求める声が相次いでいます。
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副社長である兼重宏一のパワハラ行為
不祥事内容は副社長であり、社長の息子の兼重宏一についてもあります。
度重なる内部告発の中で、元社員によって副社長「兼重宏一」のパワハラ行為が発覚しました。
といったものでした。
ちなみに、これが、情報メディア「プライムオンライン」で報道された、パワハラLINEの一部内容。
内容のヤバさは説明するまでもないですよね。
兼重宏一のパワハラ内容についてはこちらでさらに詳しく紹介しています。
・兼重宏一が不正の元凶!?パワハラやLINE暴言!親バカ気質な性格で経営不信に?
ビッグモーターからの被害者コメントまとめてみた。
ここまで、ビッグモーターの不祥事一覧を紹介していきました。
ここからは、Twitterや知恵袋でつぶやかれていた被害者コメント内容について紹介していきます。
ここで紹介する内容は、あくまでも記載されていた内容であり、実際に被害にあったかどうかを肯定するものではないので、そこのところご理解よろしくお願いします。