作詞、作曲家として活動する松尾潔が、所属事務所である「スマイルカンパニー」との契約を途中解除されたことを発表しました。
松尾潔は、契約解除に至ってしまった理由について、
「自身がメディアにて、ジャニー喜多川および現社長の藤島ジュリー景子に対して批判的なコメントをあげたのが原因」
としており、ネットではジャニーズ事務所への忖度行為として、スマイルカンパニーに批判的な声があがっています。
松尾潔の告発内容によると、長年付き合いのあるスマイルカンパニー所属の山下達郎も、自身の契約解除に同調的だったとしており、
山下達郎に対しても、ジャニーズ事務所とのズブズブ関係が指摘され炎上しています。
山下達郎とジャニー喜多川が親戚でズブズブ関係と言われる理由。
7月1日に、松尾潔がTwitterに投稿した、契約解除に関する告発ツイート。
契約解除に至った理由については、
「メディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したから」
といったものでした。
投稿を見ると、契約解除には山下達郎も同調的だったといった内容が書かれているのがわかりますね。
この投稿を機にTwitter上で、山下達郎に対して、
「ジャニー喜多川と親戚みたいな関係なの?」「ジャニーズ事務所とズブズブじゃん」といった声があがったんです。
山下達郎とジャニー喜多川およびジャニーズ事務所との関係について調べてみると、3つの点で、親戚、ズブズブ関係と言われる理由があることがわかりました!
それがこちら!
・スマイルカンパニーの現社長でる小杉周水。その父親の代からジャニー喜多川(ジャニーズ事務所)と交流がある
・山下達郎は多岐に渡りジャニーズタレントの楽曲に携わってきた。
・松尾潔の契約解除を山下達郎が後押しした
それぞれ解説していきます。
山下達郎が所属するスマイルカンパニーとジャニーズ事務所は長年の付き合い
親戚、ズブズブ関係と言われる1つ目の理由が、
スマイルカンパニーは1978年に設立された音楽事務所で、小杉理宇造が社長を務め、現在は息子の小杉周水が社長に就いています。
週刊誌「文春」に取材により、小杉理宇造は、ジャニー喜多川と長年交流があることも確認されています↓
元社長の小杉理宇造氏はもともとジャニーズタレントのレーベルの担当でした。ジャニー喜多川氏と交流があり、03年にジャニーズ・エンタテイメント社長に就任。ジャニーズの顧問を務めた時期もある。
引用元:文春
つまり、ジャニーズ事務所に非常に近い人物なわけなんです!
そんな小杉理宇造が社長を務めるスマイルカンパニー。
その設立理由について調べたところ、
「山下達郎のマネジメント目的」であるといった内容が確認できました。
山下達郎のマネジメントを目的に設立され、山下の著作権管理等を目的とした音楽出版社として設立された。社名は、山下が敬愛するザ・ビーチ・ボーイズによる幻のアルバム『スマイル』に由来するとされている。
引用元:Wikipedia
つまり、
山下達郎とスマイルカンパニーは共存共栄的な関係であると同時に、
そのスマイルカンパニーを社長は、元々ジャニー喜多川(ジャニーズ事務所)の息がかかった事務所である
というわけなんです。
となれば、間接的に、山下達郎もジャニーズ事務所とは切っても切れない関係であることがわかります。
山下達郎はジャニーズタレントの楽曲を多くプロデューズしてきた
山下達郎とジャニー喜多川(ジャニーズ事務所)が親戚、ズブズブ関係と言われる2つ目の理由が、
簡単に調べただけでもこれだけの数が検索にヒットしました。
楽曲提供側とプロデュースを委託した側で、どちら側の立場が上なのかはその時々によって変わるのでしょうが、
週刊誌「日刊スポーツ」で報道された、山下達郎とジャニー喜多川の楽曲提供に至るまでのやり取りの内容を見ると、
山下達郎がジャニー喜多川の要望に答えるという関係性だったことが伺えました。
「Kissからはじまるミステリー」でデビューのはずだったが、ジャニーさんがイヤだと言った。デビューさせたくないと。で、次に『硝子の少年』を書いて、それもイヤだと言って。アルバムでデビューさせたいと言うので、しょうがないのでアルバムとシングルを同一パッケージ仕様にして」。
引用元:日刊スポーツ
山下達郎も、自身の曲を使ってくれるジャニー喜多川(ジャニーズ事務所)には、
大きな恩を抱いていたことは間違いないでしょうし、
そんな中で2人の間に、ズブズブ関係(忖度関係)が築かれていった可能性は多いに考えられます。
松尾潔の契約解除を山下達郎が後押しした
山下達郎とジャニー喜多川(ジャニーズ事務所)が親戚、ズブズブ関係と言われる3つ目の理由が、
これについては、週刊誌「文春」による取材で明らかになった内容です。
文春の取材に応じた、音楽業界関係者は、以下のように発言しています。
・山下さんらが解除を後押ししたと聞いた
・松尾潔のジャニーズ批判ツイートを不快に思っていた
週刊誌の情報ということもあり、信憑性は低いものの、かねてよりのジャニーズ事務所との深い関係があったことは事実のため、
山下達郎がジャニーズ事務所を擁護するために、松尾潔の契約解除に同調したといった疑惑に拍車をかける事態になっています。
【重要】山下達郎がジャニー喜多川を擁護したか否かについては今のところ不明。
ここまで、山下達郎とジャニー喜多川(ジャニーズ事務所)との関係性について紹介していきました!
事実として、山下達郎には、ジャニーズ事務所を擁護する理由はあり、関係者への取材でもそれらを支持する内容が裏取られているわけなんですが、
今のところ、山下達郎本人からは一連の問題に関して何も発言はされていません!
つまり、
7月1日にツイートされた松尾潔の投稿には、
「山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です」とあるんですが、
5日後に「日刊ゲンダイ」にて報道された内容を見ると、
山下達郎が契約解除に同調的であったという報告は、本人から直接ではなく、小杉周水(スマイルカンパニー社長)経由でした聞いていないとされているんです。
周水社長からの報告という形でしか聞いていない山下夫妻の〈賛成〉だ。
引用元:日刊ゲンダイ
周水くんを疑ってはいない。ただ、四半世紀におよぶ付き合いのなかで自分が知る達郎さん、
そしてまりやさんなら、本当に〈賛成〉するだろうか。その疑問が払拭できなかった。
また、文春が事務所に、山下達郎が契約解除に賛成したことに対して事実確認をしたところ、明確な答えは返ってこなかったんです。
“スマイルの言い分を聞くべく、文書で質問を送ると、担当者が電話で回答した。
引用元:文春
――契約解除は事実か?
「合意のもとで業務提携を解除したのは事実です」
――ジャニーズ事務所の影響はあった?
「お答えはできません」
――山下さんも賛成した?
「守秘義務がありますので、お答えは差し控えさせて頂ければと思います」
松尾潔の告発に対する山下達郎の見解。
ジャニーズ事務所擁護ということで、山下達郎さんへの批判も高まっていますが、
判断するのは、山下達郎本人の見解を聞いてからではないかと。
7月9日14時放送のラジオでは一連の騒動に関して、本人から大切な報告があるみたいです。
発表がされ次第、こちらの記事に追記していきます。
山下達郎が松尾潔を擁護しなかったのはなぜ?
山下達郎と同じく、ジャニーズタレントの楽曲プロデュースに携わってきた松尾潔。
松尾潔は山下達郎に誘われる形で、スマイルカンパニーに所属し、15年にわたって、山下達郎を尊敬する先輩として音楽活動に勤しんできたといいます。
松尾潔は山下達郎に対して、
「国屈指の高い音楽的イメージと好感度、憧れと、尊敬と、信頼とを兼ね備えた人物」
引用元:日刊ゲンダイ
というほどの憧れを抱いたいた先輩だったんですが…
10年以上に及ぶ関係性を持っていながら、山下達郎が松尾潔に対して擁護する姿勢を見せないのはなぜなのか?
私的な憶測になってしまいますが、やはり、山下達郎にとってスマイルカンパニーやジャニー喜多川との関係は松尾潔以上に大切なものだったのではないでしょうか。
松尾潔をスマイルカンパニーに勧誘す以前から、ジャニー喜多川、スマイルカンパニー、山下達郎には強いつながりがあったでしょうし。
全ては7月9日に明らかになるでしょう。
それでは今回はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました!