元ジャニーズJr.の岡本カウアンによるジャニー喜多川の性加害暴露が話題になっていますね!
暴露を機に、ネットではすでにジャニー喜多川の性加害問題が連日のように取り上げられていますが、不思議なことにテレビでは一切報道がされていません。
世間からは「忖度するな!」「弱みでも握られているのか?」とテレビ局に対して、公共放送としての役割を求める声が多くあがっています。
ジャニー喜多川の性加害問題が報道されない理由について詳しく調べてみたところ、イギリス記者のモビーン・アザーによって、テレビ局が放送できない忖度構造がジャニーズ事務所によって作られていたことが判明しました!
報道がされない理由、忖度構造とはどういったものなのか?について現状の報道実態を踏まえながら見ていきましょう!
この記事でわかること
・これまでのジャニー喜多川の酷すぎる報道実態。
・ジャニー喜多川の性加害が報道されない3つの理由。
・ジャニーズ事務所によって仕組み化された忖度構造。
・岡本カウアンの顔出し暴露によって徐々に真相解明に拍車がかかっている件。
・ジャニー喜多川への今後の真相追求はどうなる?
ジャニー喜多川の性加害に対するこれまでの報道実態。
現在、文春が報じたジャニー喜多川の性加害は、岡本カウアンの告発で注目を集めているようですが、
実際に連載が続いていた1999年には、ジャニーズ事務所が文春に名誉毀損で訴訟を起こしていたこともあり、2004年の判決ではジャニー喜多川の性加害が事実認定されています。
性加害を繰り返していたという問題は1999年10月から14週にわたって『週刊文春』が報道を重ねた。後にジャニーズ事務所などが記事は名誉毀損にあたるとして提訴するが、性加害の事実はあったと認定した判決が2004年、最高裁で確定した。
引用元:ヤフーニュース
当時原告だったジャニー喜多川は、高裁での証言で、
と間接的に加害問題について認める発言をしたことも記録されています。
そんなこともあり、ジャニー喜多川の性加害問題については、これまでも世間から指摘され続けていましたが、その真相は現在も闇の中なんです。
ジャニー喜多川の問題が事実認定されたにも関わらず、これまで表沙汰にならなかった理由には、
・一連の裁判について新聞会社が大きく取り上げなかったこと(当時朝日新聞が取り上げた記事は300字みたないものだった)
・テレビが世論を作ると言われている中で、ジャニー喜多川の実態について、どこのテレビ局もその話題について黙殺していたこと
などが原因とされています。
現在、ジャニー喜多川の性加害問題について、岡本カウアンが、初の顔出し告発といった形で暴露したことで、沈黙だったはずの実態が再び掘り起こされています。
最近では、文春の他にも朝日新聞などの大手メディアもジャニー喜多川の問題について深く報道し始めており、世間からは「棺が開かれた」などといった声があがり、真相解明に拍車がかかっています。
ジャニーズ事務所の力が国家権力にまで影響を及ぼしている
ジャニーズ事務所の力がテレビ局への忖度につながることが問題視される中、その力は国家権力にまで影響を及んでいると感じている人も多いようです。
ジャニーズ事務所のトップにたつ人間が未成年に卑猥な虐待をすることは世間では許されるものではありません。
しかもそれらは噂ではなく、裁判で認定された「事実」なんですよね。
百歩譲ってこの実態をテレビで報道できないとしても(テレビ局が忖度する理由については後述)、警察などが動くべき案件であることは考えるまでもありませんよね。
上級国民の不祥事、政治家の不祥事などに関しては、警察、テレビ局、共に役割を全うしているのに、ジャニーズ事務所には謎の沈黙を貫いていることに、国家権力との力関係に関して不信感を抱いている人は多くいます。
ジャニー喜多川の性加害がテレビ局が報道されない理3つ!
ここからはジャニー喜多川の性加害問題をテレビ局が報道できない理由について紹介していきます!
NHKをはじめ、民放というのは公共の電波を使って報道しているわけですから、公共放送としての役割を求められるのは当然のことですよね。
NHKほどの大きな会社ともなると、影響力も資金力も申し分ないはずですし、最近では集金人も雇いながらがっぽり稼いでいるとの噂もあるくらいなので、ジャニーズ事務所とはいえ忖度しないで放送ができるはずなんですが、、、。
これについては、イギリス記者のモビーン・アザー氏(アカデミー賞受賞者)が、NHKをはじめ公共放送局がジャニー喜多川の問題を報道できない理由について大きく3つの要因があると主張しています。
・民放放送なだけに視聴率を稼がせてもらっているジャニーズ事務所に頭があがらない
・文春との裁判敗訴の時期はジャニーズの全盛期だったから多くのテレビ局が問題について報道できなかった
・ジャニー喜多川の暴露を週刊誌がゴシップネタとして取り上げた
それぞれ見ていきます。
民法放送局はジャニーズ事務所にお世話になっているから。
ジャニー喜多川の性加害問題を放送できない1つ目の理由は「民法放送局がジャニーズ事務所にお世話になっているから」というものです。
いうまでのなくテレビ局といのうは視聴率が命ですよね。番組の編成や作成、広告会社との広告取引などはすべて視聴率を指標に作られているといいます。
そういったことを踏まえると、NHKをはじめ多くの民法放送局は「これまでジャニーズ事務所にでてくるタレントのおかげで儲けさせてもらってっている」といっても過言ではないのです。
大河ドラマや朝ドラ、紅白歌合戦などの視聴率にもジャニーズ事務所のタレントが大きく貢献していたことは容易に想像がつきますよね。
こういった理由から、NHKなどの民法法則曲はジャニーズ事務所が不利になることは簡単に報道することができないのです。
「忖度」との声もありますが、現実的に忖度しないと、テレビ局そのものに大ダメージを被る可能性があるわけなんです。
裁判がされた1999年はジャニーズ全盛期だったから
報道されない2つ目の理由が「裁判でジャニ喜多川が敗訴した1999年はジャニーズ事務所全盛期だったから」というものです。
ジャニーズ事務所は1999年に行われた文春との裁判では、ジャニー氏が一部訴えの内容を認める形で敗訴しています。
しかし、この件については先ほども紹介した通り、テレビや新聞で大きく報道されなかったんですよね。
これについては「当時のジャニーズが全盛期でだったから」といったことが挙げられています。
1999年はジャニーズの歴史でいうと、嵐がブレイクし始めていた時期であり、SMAPも「世界で一つだけの花」で人気絶頂期だった時代です。
テレビ局からしたら、このタイミングでジャニー喜多川の不祥事を報道をしても、ファンからの批判は言うまでもなく、その後のジャニーズタレントとの繋がりも途絶えてしまう可能性があり、ハイリスクローリターンにもほどがあるのです。
裁判で事実認定がされたものの、多くのメディア局が視聴率獲得のためにジャニーズの不祥事を報じることにメリットを感じなかったことが大きく関わっていると考えられているんです。
週刊誌がジャニー喜多川の被害を芸能ゴシップとして取り上げた
報道されない3つ目の理由が「ジャニー喜多川の被害内容を週刊誌が芸能ゴシップとして取り上げたから」というものです。
ジャニー氏の問題が認められた1999年〜2000年初期という時代は、男性が性被害にあうといった事例が少なく、極めて珍しいものだったといいます。
これについては、朝日新聞でも以下のように触れられています。
日本では男性が性犯罪の被害者になる想定がなされていなかった。そのため、男性による性被害の告発が難しい時代だった。
引用元:朝日新聞関連サイト
つまり、
ジャニー喜多川の問題についてジャニーズ関係者のタレ込みがあっても、法的な処置を取れなかったために、それらが「告発」ではなく「暴露」といった扱いになってしまい表沙汰になることがなかったんです。
そのため、当時文春が連載していたジャニー喜多川の性加害については、ほとんどの週刊誌が一連の事件を「ゴシップ」として、いわゆる「噂」程度のものとしてしか取り上げることができなかったのです。
ジャニー喜多川の性被害を報道できない「忖度の仕組み」を解剖。
岡本カウアンの顔出し暴露から、未だにテレビ局では一連の問題に関する報道がされていないことから、世間からは「忖度」といった言葉をよく耳にします。
たしかに、「報道できない理由3つ」を見てもらってもわかる通り、実際にテレビ局とジャニーズ事務所間には忖度関係があったと言わざるおえないのですが、
そんなテレビ局との忖度の関係性は、ジャニーズ事務所による緻密な計算のもと作られていたとも言われているんです。
今の報道番組を見てみると、ジャニーズ事務所によって民放局が忖度せざるおえない構造が作られていたことが垣間見れるのです。
情報番組の多くにジャニーズ枠がある
私たちが日常的に見る情報番組を見返してみると、番組の多くでジャニーズで起用されていたことが確認できます。
改めてみると圧巻ですよね、これでもほんの一部です。
ジャニーズ事務所出身のタレントがいる番組では、ジャニー喜多川の加害問題をはじめ、その他の不祥事の追求がされることはほとんどありません。
朝日新聞にはこの忖度メカニズムについて、以下のような記載がありました。
各メディアとのパイプを太くしておけば、あとは勝手に“忖度”のメカニズムが働く。もしテレビ局がジャニーズの機嫌を損ねてタレントが引き上げられれば、番組のプロデューサーは左遷されるリスクがある。
引用元:朝日新聞関連サイト
このように、各情報メディアにジャニーズをたてておく置くことで、自動的に忖度のメカニズムが作られている考えられているのです。
ミュージックステーションにはジャニーズ枠が用意されていた
上で紹介した「忖度のメカニズム」については、別名で「メディアコントロール」とも呼ばれているみたいですが、そんなジャニーズ事務所の手法が問題として表沙汰になったのは2019年からだったいいます。
ミュージックステーションは1988年からジャニーズ枠が設けられていて、ジャニーズと競合するグループが長いこと出場していなかったことが度々指摘されていました。
私も岡本カウアンの暴露をきっかけに、ジャニーズ以外にも人気のある男性アイドルグループがいたことをしりました。
ジャニーズ事務所が番組に対して高圧的な態度をとっていたことが週刊誌「新潮」で明らかになっています。
下はミュージックステーションを立ち上げた皇達也とジャニー喜多川の会話です。
他の事務所の男性アイドルを番組に出すかどうか考えていた時のこと。
引用元:週刊新潮
ジャニーさんは「出したらいいじゃない。ただ、うちのタレントと被るから、うちは出さない方がいいね」と言う。
ジャニーズタレントが番組から消えたら大変です。
私が「そんなこと言わないで後進に手本を示してくださいよ」と返すと、
「わかったよ」と理解してくれた。
ジャニーズ事務所がメディアコントロールしていたわかりやすい例ですね。
岡本カウアンの暴露をきっかけに「テレビ報道」へ拍車がかかっている!
ここまでジャニー喜多川の性被害がテレビで報道されない理由について紹介していきました!
現在、被害内容についてテレビでは報道されていないものの、岡本カウアンがBBCとの会見をしたことで、これまでとは違った動きが出てきています。
実際に、ジャニーズの不祥事については黙殺を貫いてきた朝日新聞が、関連サイトではあるものの、ジャニー喜多川について深くまで深掘りした記事などがネットで出回り始めています。
また、今はSNSの時代でもあり、Twitterで話題になっていた些細なことが、翌日テレビで報道されるなんてこともザラにあります。
岡本カウアン自身も個人での活動に移ってから、ソロアーティストの傍らTwitterやYouTubeで活動するインフルエンサーです。
このようなことを踏まえると、2000年初期の頃と比べて「テレビでの報道のしやすさ」という点では、可能性が大きと思われます!
最近ではガーシーや立花孝志とも結託して、暴露活動により一層力を入れていることもあり、ジャニー喜多川のテレビ報道化の道が開きつつあるのです。
今後はBBCからさらなる追求がされる可能性が大きい。
岡本カウアンがBBCを前に会見を開いてことで、ジャニー喜多川の性加害問題を今後BBCが追求する可能性も非常に大きいです。
過去にイギリスでは、人気テレビ出演者「ジミー・サビル」の性被害が亡くなった1年後にテレビで放映され、警察による捜査にまで至ったことがあります。
BBCの記者は今回のジャニー喜多川の件は、ジミー・サビルが告発された時と似ていると言われており、これからさらなる真相追求がされるとのコメントを残しています。
ジャニー喜多川の場合は事実関係が確定しているのに警察が動いていない状態にあるんですが、亡くなってから告発までの流れは確かに類似していますよね。
ジャニーズ事務所には今度はっきりとした反応が求め続けられると考えられます。しっかりとした説明責任を果たして欲しいところです。