私人逮捕系YouTuberとして話題になっているガッツchこと中島蓮。
駅のホームなどで盗撮や痴漢を働いた人たちをその場で拘束し、警察に突き出すという私人逮捕という動画内容で注目を集めているんですが、
Twitterではそんなガッツchの活動に対して「気持ち悪い」「さすがにやりすぎ」といった声が上がっています!
罪人を警察に突き出す手伝いをしているにも関わらず、ネットで批判的なコメントが寄せられてしまうのはなぜなのか?
ガッツchの経歴についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
・【何者】ガッツch中島蓮は元反社!22歳でヤクザ&逮捕歴3回のやばい奴だった!
ガッツchが「やりすぎ!」と批判される理由!
連日ネットニュースで話題になっているガッツch。
「具体的な活動を知らない!」という人に簡単に活動内容を紹介させていただきますね!
個人的にはこういった活動って、マルチや痴漢などの犯罪行為の抑止力になると思っているので私は批判派ではありません。
ガッツchの私人逮捕活動に「やりすぎ!」と批判の声が上がっているのはなぜなのか?具体的な理由について見ていきましょう!
現行犯を取り押さえるまでがめっちゃ乱暴!
ガッツchがやりすぎと言われる理由の1つ目が、
みなさんもTwitterなどで、ガッツchが現行犯を取り押さえる一部始終を見たことがあると思うんですが、かなり過激ですよね?悪く言うと暴力的すぎるというか、、、w
現行犯取り押さえシーン
投稿される内容には、まだ犯行が確定していない状況で、容疑者がちょっと抵抗したり、逃げようとしたら、その場で床に押さえつけたり、強い口調で攻め寝技で締めたりと、度がすぎる方法で拘束するという動画が多々見られます。
YouTubeのサムネにも、「盗撮犯制圧」みたいな感じで動画が投稿されています。実際にアグレッシブな拘束の方が動画映え、サムネ映えするでしょうが、ネットでは、そんな言動が問題視されネガティブコメントが多発しているんです。
投稿動画の中には、駅内で無理やり捕まえようとしたせいで、人がいる階段から転げ落ちるなんてことも!
一連の動画は、駅内の人たちを巻き込む危険きわまりない活動だとして炎上。ガッツchが世間から厳しい目が向けられるキッカケなりました。
一般人を動画内で晒しまくっている
ガッツchは現在登録者26万人超えで、YouTuberでいえば中堅クラスの登録者数を誇っています。投稿される動画は、有名Twitterアカウントたちにも度々引用投稿され、10,000以上のいいねがされるほどの影響力をもっています。
そんなチャンネルにも関わらず、一部の動画では、容疑者の顔にモザイクがかかりきってなかったり、声が加工されていなかったり、中にはモザイクすらされていない状態で動画が投稿されています。
黒と決まったわけではない一般人をSNS上に晒すと言うのは果たしてどうなのか?「やりすぎ」「いきすぎた正義」といった批判コメントと同時に、投稿者への素養が指摘される声が多く寄せらています。
ほんの少しの情報でも一般人が特定されてしまう今の時代。20万人チャンネル投稿者に相応しい活動内容が求められています。
動画のために自作自演
ガッツchのこれまでの活動は、「駅内で痴漢や盗撮行為を働く人を現行犯逮捕する」というものだったんですが、影響力が大きくなるにつれて活動の過激度が増していき、ついには活動域が覚醒剤系にまで及びます。
ネットではこの動画に対して、
「意図的に逮捕を促すのはアウトなのではないか?」
と物議の声が大量にあがります。
実はこの動画投稿から3ヶ月後。
一連の掲示板のやり取りが、覚醒剤を持ってくるように唆した罪として問われ、ガッツchの本人(中島蓮)と撮影協力者(今野蓮)が覚醒剤取締法違反の教唆の疑いで逮捕されています。
違法薬物を所持する犯人を捕まえる動画を撮影する目的で、インターネットの掲示板にうその書き込みをし、覚醒剤を持ってくるようそそのかしたとして30歳のユーチューバーら2人が逮捕されました。逮捕されたのは、動画投稿サイトのユーチューブで「ガッツch」を運営していた中島蓮こと、今野蓮容疑者(30)と奥村路丈容疑者(28)の2人です。
引用元:NHK
一連の逮捕報道をうけてネットでは「初め見た時からやりすぎだと思っていた」と、Twitterを騒がすガッツchの逮捕に胸を撫で下ろすコメントが投稿されていました。
ガッツchからしたら、元々活動に賛否の声があがっていたということもあったので、違法薬物現場を完全に抑え名誉挽回なんてことも考えていたのかもしれませんが、思いもよらない形で自分たちが逮捕されてしまう事態になり困惑状態でしょうね。
現在はYouTubeの方の収益化がストップし、今後の活動は絶望的といった状態です。
ガッツchの正義マン気取りが気持ち悪い!
続いてはガッツchのアンチコメントについて見ていきましょう。
Twitterで大量に寄せられるガッツchへの批判の声、逮捕をキッカケにさらにアンチガッツch化が進んでいますが、逮捕以前にもガッツchにはファンの同じくらいの根強いアンチ視聴者が一定数存在していました。
アンチコメントを見ていったところ、とりわけ「気持ち悪い!!」と厳しい声が上がっているのには、主に2つの理由があるようです。
元ヤクザが公正して正義マンぶっているのが嫌だ
実はガッツchの中の人「中島蓮」は元々九州の方でヤクザとして活動している方で、20代前半の頃から反社の世界に足を踏み入れている方で、YouTube活動の前に何度か逮捕歴がある前科持ちの人物なんです。
ガッツchの経歴についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
・【何者】ガッツch中島蓮は元反社!22歳でヤクザ&逮捕歴3回のやばい奴だった!
容疑者を拘束する流れで「やけに体術に長けているな〜」と思った人もいると思うんですが、これも反社時代に培ったものではないかと考えられます。
ガッツch本人もYouTube活動始動時に「前科ものが今頃何を言っている?と批判されるかもしれません」とあらかじめ言っているんですが、その上で、「そんな声は全く気にしません、私は私の信じた道を突き進んでいきます」とチャンネル一番最初の動画で語っています。
何の権限もなしにイキっているのが見てて痛い
「私人逮捕」としての活動そのものに憤りを感じている人も多くいます。
というのも、ガッツch本人は警察でもなんでもなく、言ってしまえばただの一般人なわけで、警察のような権限はもちろん持っていません。
私人逮捕の条件
私人逮捕には条件があり、それに沿った内容でないと逮捕することはできません。
条件は、おおまかに二つあり一つずつ説明をしていきます。
①犯人が現行犯人、準現行犯人であること
私人逮捕の条件の一つに現行犯であることがあります。
現行犯での逮捕は、警察でも逮捕状がいらないなどと、緊急性が高いため、私人の逮捕も認められるのです。
現行犯、準現行犯に当てはまらない限りは私人逮捕をすることはできません。
なので、明らかな犯罪で犯人が特定している場合であっても、現行犯でない限り私人が犯人を逮捕することはできないのです。
②軽度の犯罪の場合、犯人の住所、氏名が明らかでなく、犯人が逃走するおそれがあること
私人逮捕のもう一つの条件が、30万円以下の罰金、拘留、科料の罪に当たる場合(過失傷害罪、侮辱罪)は、犯人の住所、氏名が明らかでなく、犯人が逃走するおそれがある場合です。
軽い犯罪の場合、たとえ現行犯であっても、知人や名前や住所が判明している場合、私人逮捕はできなくなります。
たとえば、故意なく怪我を負わされてしまいそれが現行犯であっても、犯人の名前がわかっている場合は、私人の逮捕はできません。
引用元:ベンナビ刑事事件
過去にそのことについて、警察に「どんな権限があってやっているんですか」指摘された際には、「何が言いたんですか?」と一悶着が始まる寸前になったことまであります。
この件については、
という声がある一方で、
という賛否の声があがっています。
ガッツchには批判的な声も多いですが、痴漢や盗撮問題は、被害にあった女性が声を上げられないケースも多く、一部ではダークヒーロー的な存在として、これからも活動を頑張ってほしいという声もあります。
逮捕、収益化停止を食らっているガッツch。今後の活動にも注目が集まっています。