• 《日輪の翼》神戸公演

Works

《日輪の翼》神戸公演ロゴ

《日輪の翼》神戸公演

演出:
やなぎみわ
原案:
中上健次
会場:
神戸市中央卸売市場本場内 特設会場
日時:
10月4日(金)、5日(土)、6日(日)
18:00開演(17:30開場)
公演時間は約2時間30分を予定しております。

恵比寿神が漂流し、
一遍上人が遊行した
神戸最古の港にて海上公演! 
神戸・兵庫港で花開く
踊り念仏とステージトレーラー!!!

台湾で出会ったステージトレーラーに魅せられ、演劇公演を企てたやなぎみわは、自らがデザインし輸入したステージトレーラーを2014年のヨコハマトリエンナーレで発表。以降、巡礼劇《日輪の翼》(原作・中上健次)を、5都市で野外上演しました。出演者は俳優だけにとどまらず、大地を踏み鳴らすタップダンサー、天空を舞うサーカスパフォーマー、天地を結ぶポールダンサーのほか、ギタリストや和楽アーティストなど、ジャンルも出自も多彩な出演者たちが様々な趣向を凝らし、独創的な万物照応が織りなされます。今年は《日輪の翼》の巡礼を、恵比寿神の漂流と兵庫津で入滅した一遍上人の遊行に重ね、半海半陸の公演地で、踊念仏とともに上演します。ご期待ください。

《日輪の翼》2019年
《日輪の翼》 2016年 新宮公演
(撮影:表恒匡)

『日輪の翼』あらすじ

住み慣れた熊野の〈路地〉から立ち退きを迫られた老婆たちは、同じ〈路地〉出身の若者らが運転する冷凍トレーラーに乗って流浪の旅に出た。伊勢、諏訪、出羽、恐山、そして皇居へと至る道中で、神々との出会いに至福を分かち合う老婆と、女漁りに奔走し性の饗宴を繰り広げる若者たちの、珍妙無比な遍路行。滑稽と悲哀、解放と喪失、信仰とエロティシズム……。〈路地〉という仄暗い「うつほ」をトレーラーに内包した旅に、遥遠なる前近代の神話と物語を求めた、中上健次の転換作であり傑作。本公演では、『日輪の翼』をベースに、『紀伊物語』の「聖餐」、『千年の愉楽』等からも路地の物語を盛り込み、一つの作品を創り上げていきます。

やなぎみわ

1967年、神戸市兵庫区生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。〈エレベーターガール〉や〈マイ・グランドマザーズ〉など、CGや特殊メイクを駆使した写真で、若さと老いといった女性を取り巻く諸問題への洞察を試みる。2009年、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館の代表作家。2011年からは演劇に取り組み、『ゼロ・アワー 東京ローズ最後のテープ』を国内外で上演。2017年の「港都KOBE芸術祭」では野外劇《日輪の翼》のための移動舞台トレーラーを展示した。京都在住。
http://www.yanagimiwa.net

やなぎみわ演出「日輪の翼」は、野外巡礼劇として
2016年より各地で上演されてきました。

『日輪の翼』は、芥川賞作家・中上健次の小説で、
熊野の老婆たちが全国の神仏をめぐる旅物語です。

鎌倉時代、一遍上人は熊野の神から啓示を受けて開宗され、
遊行の旅を続け、踊念仏と札撒きで民衆を極楽浄土に導き、
兵庫津で入滅されました。
僧侶が帰らぬ船に乗る補陀落渡海の伝説が残る熊野は、
近代には多くの北米南米移民を出しました。
全国の移民を長年にわたり船で送り出したのは神戸港です。

さまざまな境界を越えていった者たち、Transしていった魂を野外巡礼劇に重ねて、
歴史ある兵庫津で上演いたします。

中上健次

1946年、熊野・新宮市に生まれる。『十九歳の地図』で注目を集め、76年『岬』で戦後生まれとして初の芥川賞作家となる。77年『枯木灘』で芸術選奨新人賞、毎日出版文化賞を受賞。「紀州サーガ」と呼ばれる濃密で重層的な作品群を創出した。代表作として上記のほか『日輪の翼』『千年の愉楽』等。1992年46歳で他界。


出演者・スタッフ


出演者

南谷朝子(俳優)
SYNDI ONDA(歌手)
檜山ゆうこ(ボイスパフォーマー)
山本静(クラウン)
重森三果(和楽アーティスト)
上川路啓志(俳優)
辻本佳(ダンサー)
MECAV(ポールダンサー)
サカトモコ(空中パフォーマー)
石蹴 鐘(空中パフォーマー)
SARO(タップダンサー)
石山樹野(俳優)
浜辺ふう(俳優) 
李 東熙(ベーシスト)
荒井康太(ドラマー)
JanMah(ギタリスト)


スタッフ

演出・美術: やなぎみわ
原案:中上健次『日輪の翼』
音楽監督:嶋村泰
脚本・作詞:山﨑なし
舞台監督:大久保歩 (有)クワット
舞台監督助手・大道具:黒飛忠紀 幸せ工務店
音響:高田文尋 (株)ソルサウンドサービス
照明デザイン:アキラ
衣装管理:柳瀬安里
演出助手:御厨亮
制作:高樹光一郎 (一社)ハイウッド/ 文 (特非)ダンスボックス
広報デザイン:木村三晴 (一社)MIWA YANAGI OFFICE

日時

10月4日(金)、5日(土)、6日(日) 18:00開演(17:30開場)
公演時間は約2時間30分を予定しております。

会場

神戸市中央卸売市場本場内 特設会場
〒652-0844 兵庫県神戸市兵庫区中之島1丁目1-4
神戸市営地下鉄海岸線「中央市場前」駅1番出口すぐ
*中央卸売市場2号門からの入場となります。
*当日、係の者の誘導に従ってお進み頂きます。
*開場時間までは場内に入場できませんので、予めご了承ください。

料金(税込)

前売:一般4,000円 U25(25歳以下)2,500円
*U25チケットはご購入時に身分証明書をご提示ください
当日:一律4,500円
*全席自由
*前売券完売の際は、当日券がない場合がございます。
最新情報はホームページおよびFacebookにてご確認ください。
*未就学児の入場はご遠慮ください。
* 神戸市外に在住の方は、ふるさと納税制度をぜひご利用ください。返礼品として前売券をお送りします。(8/31〆切)
詳細は「ふるさとチョイス」HPをご覧ください。 https://www.furusato-tax.jp/city/product/28100

チケット発売日

2019年8月1日(木) *神戸文化ホールPGにて先行販売(7/1~)

販売窓口

神戸文化ホールPG 078‐351‐3349(窓口販売のみ、電話予約不可)
チケットぴあ 0570‐02‐9999(Pコード 494‐810)
ローソンチケット 0570‐084‐005(Lコード 52808)

注意事項

本公演は野外劇のため、公演当日正午に開催の有無を決定いたします。
また台風などの荒天時は中止になる場合や、公演場所を変更する可能性があります。ホームページまたはFacebookにて随時ご確認ください。

◉客席は台船の上ですので、揺れることがあります。あらかじめご了承下さい。
◉本公演日以外は中央市場本場には入場できません。
◉必要な方は座布団をご持参ください。
◉公演中会場内での傘の利用はご遠慮ください。
◉ゴミは各自でお持ち帰り下さい。
◉車椅子席は陸地に若干ご用意がございます(台船上ではございません)。
◉会場に駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
◉会場内での飲食は蓋つきのソフトドリンクに限ります。

あの懐かしくも生々しい、オバらの哄笑、アニらの慟哭、揺れる夏芙蓉、
ハチドリの羽音に現実として触れる奇跡を目の当たりにし、
今ほど我々に中上健次が必要である時はない、と確信する。必見!
               ──青山真治(映画監督)

移動と変貌を続ける『日輪の翼』の舞台に、
またどこかで遭遇できるのを私は心待ちにしている。
               ──浅田彰(批評家)

聖と俗、性と暴力、父性と母性、差異のバイブレーションが、「うつほ」にこもり疾走する。
この演劇は、固有の土地と時間の中で開花する魅力的な混沌である。
               ──斎藤環(精神科医・批評家)

路地は、艷やかで生々しい現実だった。
やなぎみわ氏渾身のトレーラーが繋ぐ、めくるめく「境界」を、
今年も目撃したいです。
               ──中上紀(小説家)

やなぎみわは、夕闇迫る熊野の山並みを背景に、連なるトレーラーを、
ヤマタノオロチさながらに、ぶん回し、運転し、魅せた。
今時、そんな見世物を日本で見られるなんて…。
私は、芸能の荒ぶるエネルギーの根源を目撃した気がした。
               ──野田秀樹(劇作家・演出家)

お問い合わせ

神戸市イベント案内・申込センター
078‐333‐3372(年中無休 8:00~21:00)
TRANS‐KOBE実行委員会 事務局
078‐515‐6035

主催:TRANS-KOBE実行委員会/神戸市
助成:文化庁/(一財)地域創造/(公財)神戸文化支援基金/(公財)全国税理士共栄会文化財団
協賛:寄神建設(株)/(株)神戸国際会館/楽天(株)/(株)OMこうべ/(一財)神戸すまいまちづくり公社/神戸地下街(株)/(株)大阪共立/TOA(株)/イオンモール神戸南/(株)神戸新聞社/ディスプレイタモン(株)/神戸都市振興サービス(株)/神戸ハーバーランド(株)/キリンビール(株)/エキストラ珈琲(株)/(株)神戸サンセンタープラザ/(株)神戸商工貿易センター・神戸ファッションマート/D-Journal/ジョルダン(株)
特別協力:兵庫県
協力:(株)イナガワ運輸事業部/音遊びの会/(一社)神戸市中央卸売市場運営協議会/神戸大学海事博物館/鹿瀬造船(株)/時宗 真光寺/兵庫時衆の踊り念仏会/(特非)ダンスボックス/中澤正樹(株式会社 南港陸送)/マルナカ工作所/よみがえる兵庫津連絡協議会